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Luce 大分バイオリン教室
初めての方でも楽しくバイオリンが弾けるようになります。大分市近郊で出張バイオリン指導します。

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バイオリン上達法
 Blog back ※文面の都合上、簡略して記載しています。詳細は教室にて。
:::バイオリン マスタークラス:::

アルゲリッチ音楽祭マスタークラスで、イヴリー・ギトリスさんの公開バイオリンレッスンがありました。

このマスタークラスには毎年、東京芸大や桐朋から優秀な生徒が来るのですが、先生や楽器に関わらず毎年のように「脱力」についての指摘があります。

今回も左手、右手の脱力にはかなりの時間を割いていました。
#それだけ大切なことで、難しいことなんですね。

「バイオリンという楽器の前に、あなたの体が楽器です。」

これはギトリスさんの言葉ですが、指先の技術の前に、もっと基本の体に気を使うべきということですね。



:::何歳からはじめる?:::

「子供にバイオリンを習わせようと思っていますが、何歳から始めたら良いでしょうか?」と良く聞かれます。

何歳から始めたら良いという答えはありません。
お子さんの成長は一人ひとり違いますし、始めるのが早ければ良いという事ではないからです。

私の考えは「しっかり体ができるまでは、音楽に慣れる」程度で、「その後は子供の成長によって、その時期に必要な事を教える」事が大切と思って指導しています。

特に幼児期のレッスンで重点を置いているのは「リズム感」「音感」「演奏の型」の習得です。

子供のレッスンについてご相談されたい方は個別にお受けしますので、遠慮なくメールください。



:::ボーイングの基礎:::

下のアニメーションで右腕の動きを示しています。
弓を弦と垂直にまっすぐ動かすためには、弓の先半分と元半分で腕の動き(筋肉の使い方)を変えないといけません。
この事を意識して練習してみましょう。

フラッシュアニメを見るにはプラグインが必要です。



:::速いパッセージ:::

速いパッセージに苦手意識を持っている方は少なくないと思います。
その様な方は曲を練習する時、弾けないからと言って速いパッセージばかり練習してしまいます。
つまり嫌だと思っているところばかり練習して、結果、練習が嫌になってしまうことも珍しくありません。

速いパッセージも一つずつの音符にとらわれるのではなく、より大きな"かたまり"で見て弾くようにしましょう。あたかも重音を弾くように。

その"かたまりの音"をイメージしながら弾いていくと楽に弾けるようになります。



:::ボーイングUpとDown:::

ボーイングにはUp(上げ弓)とDown(下げ弓)があります。
一般的にUpはクレッシェンド(だんだん強く)の時に使われたり、Downはアクセントで使われたり、その役割は異なるものです。

しかし、もっと重要な事は、UpでもDownでも同じ均等な音を出せるようになるという事です。
意図せずにUpの時にクレッシェンドがかかったり、Downの時に音が抜けたりしてはいけません。

Up、Downと識別するより、弓を左右に動かすように意識し、均等な音を出せるように練習しましょう。



:::音楽をイメージする:::

曲をさらうときや演奏するときに、頭の中で音符を音名や指番号に変換しながら音を出していくのは非常に効率の悪いことです。
曲を弾けるようになるまでに余計な時間がかかるばかりか、演奏が単調で面白くないものになってしまいます。
(練習が嫌になります)

曲だけでなく音符を音にするときは、その音をイメージし、イメージに出来るだけ近い音(音楽)を出すようにするべきです。

楽譜を一生懸命に見ながら演奏する事を止め、頭の中で音楽をイメージしながら演奏できるように練習しましょう。



:::左手の型:::

左手の型(指、手の甲、肘などの形)は移弦やポジション移動を行っても、できるだけ変化させない(最小限の変化で行う)ようにした方が良いでしょう。

最小限の手の動きというのは、速いパッセージや難しい指使い、長時間の演奏などをクリアするために必要なものとなります。

左手の型を作るために、まず4ポジションで練習します。
4ポジションで手のひら下部をバイオリンの側面にあてて指を置くと、自然と良い型になります。
(この時に、肘を少し内側に入れて下さい。)
4ポジションで手の型が出来たらその感覚を出来るだけ保ってポジションチェンジをしてみましょう。



:::楽器を鳴らす:::

楽器を鳴らす(楽器の持っている最大限の良い音を鳴らす)事は、どの楽器を演奏するにあたっても(得に弦楽器にとって)重要なことです。

バイオリンを鳴らすポイントは、
@最適な弓圧で演奏すること。
A音の立ち上がりをはっきり出すこと。
B左指をしっかり押さえること。
C弦によって弾く弓の位置を最適にすること。
などです。

楽器が鳴れば無理な力を入れずに大きな良い音が出て、それにより更に楽器が良く鳴るという好循環が生まれます。



:::曲を知ろう:::

ある曲を演奏するとき、音符を単純に弾くだけで終わっていませんか?
棒読みの演奏は誰も聞きたくありません。


良い演奏を行う鍵は、その曲を好きになることです。
好きになるためには、対象を十分に知る必要があります。

その曲の作曲者について、作曲された場所、時代について調べ、 できたら一流と言われる演奏家による演奏を聴くと良いでしょう。

演奏の前に十分に曲を知ることを心がけましょう。




:::指のストレッチ:::

指のストレッチについてです。

指を無理に広げるのは、筋肉が逆に固まる可能性があるので、良くありません。
力を抜いて、筋肉を広げ、そして、縮めてリラックスする。
その繰り返しが大切です。
ストレッチは指板の上で、通常のポジションでもできます。
伸ばすことばかりを行うと、逆効果ですので注意しましょう。





:::楽器は楽に持つ:::

楽器を楽に持つ事はバイオリン演奏の基本であり、とても重要なことです。

楽器を持つために肩や左手に力が入っていると、滑らかな運指が出来なかったり、長時間の演奏で疲れたりしてしまいます。

持ち方にはいろいろな型がありますが、基本は左手と肩、アゴの3つを使った持ち方です。
つまり肩とアゴで軽くバイオリンを挟み、左手で少し支えるやり方です。

この3つをバランス良く使って、楽に楽器を持つことを意識して練習しましょう。




:::左指は強く押さえる?:::

左指の力は抜いていないと、正確なリズムで演奏できなかったり、綺麗なビブラートがかからなくなったりします。
しかし、しっかり押さえないとはっきりした音、正しい音程の音は出ません。

つまり、できるだけ力を抜いてしっかり押さえることが必要になってきます。

そのために「左指をどのような角度で、どこで押さえると効率的に良い音が出るか」を見つけることが重要です。
また、日頃から左指の力をつけることを意識し、しっかり押さえていても左手が楽になるように練習しましょう。




:::音程:::

初心者の方にとって、バイオリンで正確な音程を出すことは至難の技です。

なぜなら、ピアノやギターの様に何処を押さえれば正確な音程が出るかという目安が明確でないからです。

バイオリンには4本の開放弦があります。下の方からG(ソ),D(レ),A(ラ),E(ミ)です。この4つの音を基準にし、音程を取る事がとても重要です。

例えば、A線のレの音はD線が共振していること、G線のラの音はA線が共振していることなどを確認しながら正確な音程で楽器を鳴らすことを意識しましょう。



:::右手の余分な力:::

初心者の方は右手に余分な力が入ってしまいがちです。
意識して最小限の力で大きく綺麗な音が出せるように練習しましょう。

最初のうちは太めのペンなどを使って、弓の持ち方や指弓(指の屈伸で弓を上下に動かす)の練習をすると良いでしょう。

弓の持ち方は非常に大切ですので、必ず自己流にならないように指導を受け、できるだけ毎日練習しましょう。
Copyright©2003-2008, Luce Oita Violin School.